こんにちは。
今回は、以前のキッチンペーパーホルダーに続いてキーボード置きと石鹸置きを作りました。
前回のキッチンペーパーホルダ作成はこちら。
3Dプリンタでキッチンをちょっと便利に【ANYCUBIC MEGA-S】 - あきらぼ
キーボード置き
まず、どうしてキーボード置きを作ろうと思ったかについてですが、
テレワークが僕の勤務している会社でも進んだおかげで、狭いワンルーム住みの僕は長年愛用していたコタツを廃棄してテレワーク用にデスクを設置。
そこで食事もパソコンもゲームもするようになったおかげでキーボードが邪魔になることが多くなってしまいました。
そこでキーボードを立てておけるスタンドを3Dプリンタで作ろう!と思った次第です。
スタンドはずれないように机と壁に挟めるように設計しました。
机の厚さにぴったり合わせて作れるには3Dプリンタならではです。
ちゃちゃっとCADというソフトで作りたいものを3Dモデリングします。
あとは3Dプリンタ用のデータに出力して設定していざ印刷です。
今回のフィラメントはこちらを使用しました。
PRILINE 3Dプリンター用 PLAフィラメント【1kg 1.75mm】直径精度+/- 0.03mm、ホワイト
なぜ縦方向で印刷しているかというこの3Dプリンタは樹脂を熱で溶かして積み重ねていくFDM方式というもので、積み重ねるがために積み重ねる一層下がないと重力のままに樹脂が溶け落ちるだけなので、このように縦方向にしないと印刷できません。
こんな小さなものでも見た目と強度を強くしようと積層の幅を小さくすると9時間近く印刷時間がかかります。
3Dプリンタはなんでも簡単に印刷できると思われがちだけど制約と時間が意外とかかります。
まぁ他で作るよりかは簡単で早いんですが笑
そんなわけで実際に使ってみるとこんな感じ
いい感じです。
石鹸置き
次は石鹸置きの製作です。
コロナで手を洗う機会が増えたのは大して関係ないですが、固形石鹸を会社の先輩にもらったのですが、台所にそれを置くいい感じの場所がなかったので作っていきます。
同じ要領でモデリングして印刷します。
フィラメントは先ほどのキーボード置きと同じPLAフィラメントです。
左側のパーツの下部が柱状になっているのはサポート材というのがそこに使われています。
キーボード制作で説明しましたが、こちらのFDM方式の3Dプリンタは空中の途中に印刷することはできません。
そこで印刷時にはそこに仮の柱を一緒に印刷して印刷後に剥がすことで上下方向に突然現れる面を実現します。
そして剥がしてできたものがこちら
サポート材の柱があったせいで表面がちょっとざらざらしていますね。
ここまでして作りたかったのはシンクの縁に引っ掛けたかったからです。
実際に使うとこんな感じ
中に水が溜まってもシンクに落ちるようにしたかったのです。
また何か思いついたら印刷していきたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。