今回は、3Dプリンタでドアの鍵掛けを作りました。
玄関置いていたい鍵、シャチハタ、宅配ボックスのカードを今までは玄関から手を伸ばしたところにある台所の調味料置き場のところに置いていました。
しかし、台所ということもあってちょっと油が飛んできたり、汚れたりということが多く、見栄えも悪かったです。
なので今回は、鍵、シャチハタ、宅配ボックスのカードを一まとめに玄関のドアにまとめられようなモノを3Dプリンタせ作成していきます。
まずはCADでモデリングしてみます。
なかなか3Dプリンタで作るづらいものとなってしまいました。
積層方向を考えると鍵掛けフックの部分がどうしてもサポート部を出力しても不安定になるし、強度的にも簡単に折れてしまいそうです。
またシャチハタとカード入れの部分は作れるとは思うのですが、サポート材の除去が大変そうです。
まぁとりあえずラピッドプロトタイプなので出力してみます。
プリント中の様子です。
サイズが大きいのでワーク(印刷できる範囲)に収めるために斜めに配置しています。
大きな四角い穴は磁石を入れる部分になります。
そしてプリント終了です。
案の定、鍵掛けフックの部分は失敗してしました。
心配だったシャチハタ、カード入れ部のサポート材はピッキングツールを駆使してなんとか取り除くことができました。
とりあえず鍵掛けフックの部分は失敗したのでそこに別で印刷したフックを接着剤でつけることとします。
盛り上がり部分をペンでマークして削って平らにしていきます。
今回はリューターで削りましたが、削ると溶けるが同時に起こるので結構難しいです。
次に背面の穴溝に磁石を固定していきます。
接着剤で固定します。
磁石部分は完成です。
次に失敗したフックを単体でモデリングして出力します。
あとは位置を合わせて接着剤で固定します。
一晩かけて硬化させたら完成です。
実際にドアにつけるとこんな感じ
今回も3Dプリンタで日用品を作ってちょっと便利になりました。