あきらぼ

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レンタルVPSサーバーにWordPressをインストール

今回はARKのゲーム用に借りたKAGOYAのVPSサーバーですが、それだけに使うのはもったいないのでホームページ用にWordPressをインストールしてみようと思います。

HTTP/HTTPS用ポートの解放

まずはHTTPのポートをまだ開けていないのでポート開放を行います。
80番がhttp用のポートで443がhttpsのポートになります。

sudo iptables -A INPUT -p tcp --dport 80 -j ACCEPT
sudo iptables -A INPUT -p tcp --dport 443 -j ACCEPT

HTTPサーバーソフト Apacheのインストール

次にhttpサーバーソフトのインストールを行います。

sudo apt install apache2

IPアドレスWEBブラウザ(私の場合はChrome)を使用してアクセスすると次のようの表示が出ます。

f:id:AKIRA_san:20220121133705p:plain

これはApacheのインストールで最初に設置されている初期のhtmlで以下のディレクトリに存在しています。

/var/www/html/index.html

このhtmlを入れ替えることでページを変えたりすることができます。
WordPressの場合はphpなのでindex.phpですね。

SQLサーバーのインストールと設定

次にWordPressはデータベースを使用するのでSQLサーバーの構築を行います。
以前RaspberryPiでデータベース構築したの同じ手順になります。

aki-lab.hatenadiary.com

WordPress用にはwordpressというデーターベースとそのデータベースの管理ユーザーを作成しておきます。

PHPのインストール

次にphpのインストールを行います。

sudo apt install php

特にバージョンを指定してインストールしなければPHP V7.4.Xがインストールされると思います。

WordPressのインストール

次にWordPressのインストールを行います。
WordPressのサイトから最新版をダウンロードしてきます。
以下のページがWordPressのダウンロードページになります。
Download | WordPress.org

紛らわしいページで以下のページがあるのですが、こちらは.comドメインで違う有償SWのページです。(私は一回間違えました(笑))
WordPress.com: 高速、安全に管理されている WordPress ホスティング

ダウンロードしてきてSFTP等で移動してもいいのですが、今回はcurlでダウンロードして解凍しました。

curl -OL  https://wordpress.org/latest.tar.gz
tar -zxvf latest.tar.gz

解凍してできたフォルダに移動して

cd wordpress

中身のフォルダをApacheのHTTPのルートに移動します。
移動前に/var/www/html/の中身を消しておくのも忘れずに。

sudo mv * /var/www/html/

これで準備は完了です。
あとは、WEBブラウザからサーバーのIPアドレスにアクセスします。

f:id:AKIRA_san:20220123002840p:plain

すると上記のような画面が表示されるので、先ほどSQLで作ったWordPress用のデータベース名とその管理ユーザー情報を入力していけば完了です。

あとはWordPressで好きなように自分のサイトをデザインするだけです。

無事にサイトを作り外部からアクセスできることを確認して終了です。