あきらぼ

テック系ブログ

3Dプリンタで日用品作り

こんにちは。

 

今回は3Dプリンタで久々にものを作りました。

たいしたものではありませんが笑

 

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完全に積層方向ミスってる感はあるのですが、精度が必要なものでもないのでOKです。

 

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できたものはこんな感じです。

印刷時間は1時間ぐらいでした。

 

こいつをどう使うかというと

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私は歯列矯正をしていて歯間用のブラシを追加で使っているのですが、毎日使うのに化粧台の中に入れるのは面倒くさい。

だからといって2本共うがいのコップに立ててしまうとコップを使うときに余った一本の置き場がないです。

 

そこで今回の歯ブラシ枕をに置くことで水が溜まって水垢が付かず清潔に保つことができます。

 

また何か思いついたら作ってみようと思います。

 

3Dプリンタ ANYCUBIC MEGA-S をメタルエクストルーダーへアップグレード

こんにちは。

 

今回は私が使用している3Dプリンタである、ANYCUBIC MEGA-Sのエクストルーダーを純正品から社外の金属製エクストルーダーへアップグレードしてみました。

 

こちらの3Dプリンタは2020年5月に購入して以来ちょくちょく使用していて、DIYで使用する分には十分な性能で活躍してくれていました。

 

 

最近作っていたものは以下をご参照ください。

3Dプリンタ カテゴリーの記事一覧 - あきらぼ

 

 

純正エクストルーダーと社外メタルエクストルーダー

しかし、こちらの3Dプリンタ、エクストルーダーという材料のフィラメントを送り出す部品が樹脂ベースで作られており安っぽいつくりをしています。

 

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実際にこのパーツは摩耗やらでがたつきが多くなり、大分動きが悪くなっていました。

結果的にはフィラメントの送り出しが不安定になって印刷に影響が出ることもしばしば。

 

そこでアップグレード商品として金属製のエクストルーダーがあることを知ったので、こちらを取り付けてみることにしました。

 

今回購入したメタルエクストルーダーはこちら。

 

ja.aliexpress.com

 

prusa i3用ということでしたが、問題なく取り付けることができました。

 

純正エクストルーダーの分解・取り外し

まず、純正のエクストルーダーを分解していきます。

過去に調子悪かった時にも分解調整したのですが、今回もひどい有様でした。

 

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まず、ベアリングの受け部が樹脂なのですが、摩耗等で劣化してそもそもベアリングがハマる部分が欠損していました。

普通に回転軸がずれてしまいます。

モーター側も樹脂の摺動面が多々あり、摩耗で削れてしまっている部分が多いです。

 

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メタルエクストルーダーの取付

今回のメタルエクストルーダーのパーツはこんな感じ。

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ちゃちゃっと組付けて完了です。

 

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ギア比も変わらないし、フィラメント送る部分の径も変わらないのでCAMの設定も特に変更不要です。

実際、設定変更なしで問題なく印刷できています。

 

インプレ

去年の9月に入れ替えてからもちょくちょく印刷していますが、圧倒的にフィラメントの送りは安定したと思います。

フィラメント変えて最初に押さえつけだけ少し調整すればその後は調整なしでずっと印刷することができています。

 

最後に、3Dプリンタでよく使う六角レンチの定番ともいえる高級工具メーカースイスツールのレインボーレンチと見た目だけは同じお手頃価格とSK11の六角レンチを紹介しておきます。

 

 

3Dプリンタでマウスのレシーバーホルダー作成

今回は3Dプリンタでマウスのレシーバーホルダーを作成しました。

 

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最近ゲーミングマウスを購入して使っているのですが、レシーバーが充電したりコードが引っ張られたりでいろんなところに移動してしまうことに困っていました。

 

両面テープ等で固定すると今度は充電する時や、違うPCで使うときに面倒です。

 

そこで簡単に取り外しで切るようなホルダーを3Dプリンタで作ることにしました。

 

ささっとノギスでレシーバーのサイズを測ってCADで設計して印刷します。

 

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以前木工で作ったモニター台に木ネジで固定します。

 

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ちなみに木ネジはM4JIS皿ネジを使うといい感じの座面になります。

 

ここにレシーバーを差し込んでみるとこんな感じ。

 

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充電にこのケーブルを使うときや、他のPCで使用したいときはホルダーからさっと抜くことができます。

 

3Dプリンタと木工の相性は結構良いですね。

 

余談ですが、このマウスワイヤレスの充電式で、かつ、すごく軽いのでおすすめです。

最近買ったものの中でもトップのお気に入りです。

 

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3Dプリンタで最近作ったもの

今日は3Dプリンタで最近作ったものを紹介しようと思います。

3Dプリンタはある程度の形状であればほとんど再現することができます。
しかし、何を作るかは結局アイデア次第。
創造力が試されます。

電源タップステー

まず一つ目は電源タップのステーです。
机の下の電源タップを机の脚に括り付けていたのですが、これがなかなかズレてしまって醜い状態でした。
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そこで机の脚に合わせて固定できるように印刷してみました。
ただ平面を作れるようにするだけです。

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意外と精度よくできるので、接着剤や両面テープ無しでもテーブルの脚に引っ付きます。

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これでタップをつけると大分すっきりしました。

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ヘッドセット置き場

次はヘッドセット置き場です。
最近新しいヘッドセットを購入したのですが、少し大きいのでいい感じにおける場所がありませんでした。

そこで机の脇に引っ掛けるようにできるようなパーツを作りました。

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木ねじで止めるのでなんちゃって皿座面で作ってみたのですが、意外とちゃんと出力できています。

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机の天板にピッタリサイズを合わせられるのは3Dプリンタならではです。

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ヘッドセットも綺麗に収納できました。

これからも創造力を振り絞って色々作っていこうと思います。

GitHubに3Dモデル(STL)データをアップロード

今回は3Dプリンタ用にデザインした3Dモデルをレポジトリで管理したいと思い、GitHubSTLファイルに対応したということでGitHubSTLデータを管理してみようと思います。

今回使うツールとしてはSmartGitというGitのクライアントツールです。
www.syntevo.com

このツールを使うとGitのブランチの管理等が簡単にできるそうです。
私も仕事でちょこっと使ったことがありますが、Gitを使った複数人での開発はしたことがないので実際どうかは知りませんが(笑)


まずはGitHubの方の操作からします。

GitHubで空のレポジトリを作成します。
自分のレポジトリの画面からNewで作成することができます。

今回私はSTL_Modelsというレポジトリ名にしています。

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GitHub側での作業はこれで終わりです。

次にSmartGitの作業に移ります。

まず、SmartGitとGitHubを連携させます。
これはトークン発行等少しめんどくさい作業はありますがネット記事に結構あがっているので調べればすぐにできると思います。

連携が完了したらCloneで先ほど作った空のレポジトリ「STL_Models」をローカルにコピーしてきます。
Cloneを選択します。
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どこのレポジトリからCloneするのか聞かれるので、先ほど作ったレポジトリのリンクを記入します。
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次のSelectionはデフォルトのままで大丈夫です。
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次のローカルディレクトリの設定では保存先(ローカルレポジトリの置き場所)を設定します。
私は3DデータはWindowsのDefaultである3Dオブジェクトにしているので、そこにSTL_Modelsという空フォルダを使ってこのフォルダを指定します。
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するとレポジトリにSTL_Modelsが追加されています。
ここにはローカルレポジトリ(3Dオブジェクト¥STL_Models)の中身の変化がすべて反映されるようになります。
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試しに、過去に作った猫型のスマートフォンスタンドをアップロードしてみます。
まず、ローカルレポジトリのフォルダの中に普通にファイルエクスプローラーでデータをコピーします。
拡張子消えてしまっていますが、STLファイルです。
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すると、この変更がSmartGitで認識されます。
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変更したフォルダをCommitします。
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アップロードしたいファイルが選択されていることを確認して、Commitメッセージを適当に書きます。
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ここでCommit&Pushをすればこの変更がそのままGitHubのリモートレポジトリ(GitHubのサイト側)にアップロードされます。
Commitして後でPushしてもいいのですが、このあたりの違いはGitについて調べればすぐに出てくると思います。

実際にGitHubのリモートレポジトリを見るとちゃんと変更が反映されていますね。
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STLファイルをGitHub上で開くとちゃんと3Dモデルで確認できるようになっています。
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これは使い方によっては、なかなか便利かと思います。
ただ、私のデータをみると分かると思うのですが、XYZの軸とZ軸の原点をしっかり合わせないと見栄えが悪いです。

いちいち変換するのもめんどくさいからやらないですが(笑)

実際にアップロードしたファイルがこちら。
STL_Models/cat_smartphonestand.STL at master · Aki-R/STL_Models · GitHub


このようにして3DモデルデータをGitHubにアップロードすることができました。

3DプリンタでRaspberryPiケース作り

今回はケースなしで剥き出しだったラズパイのケースを3Dプリンタで作ってみました。

 

今回はEthernetとUSB電源だけ繋ぎたいので直接寸法を測って合うようにケースを設計します。

 

あとは印刷するだけ。

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ラズパイをあてがって簡単に寸法チェックします。

 

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普通に一ヶ所寸法を間違えていたのでケースに入りましたが固定ができません。

 

設計し直して再印刷。

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今回は綺麗に出来ました。

ねじ止め用に後からタップを立てます。

 

そしたらラズパイをネジで固定

 

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Ethernetケーブルも電源ケーブルも問題なく接続できます。


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最後に蓋をして設置すれば完了。

これで常時Onの自宅サーバーの出来上がりです。

 

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今回作ったケースの3Dデータは以下にアップロードしています。

STL_Models/RaspberryPi_Case at master · Aki-R/STL_Models · GitHub

 

追記:BluetoothのUSBドングルを使いたかったので、少し大きくしてみました。

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3Dプリンタで電力計メーターケース作成

 

こんにちは

 

先日、家の電気代がなぜか高いことを友達に話すと、安い配電盤につける電力計を教えてくれたので早速つけてみました。

 

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しかし、こちらのメーターはケースがあること前提の作りとなっているので3Dプリンターで作ってみることとしました。

 

さっそく設計して出力します。

 

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今回はネジで蓋を閉める設計にしているので、ネジ用の下穴を開けています。

 

そしてネジの溝を掘るためにタップを立ててみます。(果たしてPLAに対して立てられるか?)

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慎重にタップを立てていくとなんとかネジ切りできました。

PLAは硬めの素材なので意外と相性が良かったのかもしれません。

とはいえ、強くタップを立てたらすぐにネジ溝がバカになってしまいますけどね。

 

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仮留めでネジをつけてみましたが問題ありませんでした。

M3のネジです。

 

あとは同じように印刷した蓋にはネジ用のバカ穴が空いているのですが、少し小さめにしておいて、後からドリルで穴あけしました。

 

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こっちの方が穴が綺麗になりますね。

あとは仮組みしてみます。

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問題なさそうなので実際に取り付けていきます。

 

マルチメーターをはめて、蓋をして壁紙とは両面テープで固定します。

 

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いい感じに出来あがりました。

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メータが二つ付いているのは、電源が単相3線式という方式で、二線の電流値を測らないと全体の消費電力が測れないからです。

 

とはいえ問題なくケースとして機能しました。

また3Dプリンタネタがあったら印刷していきます。