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3Dプリンタでwebカメラカバーを印刷【ANYCUBIC MEGA-S】

 

こんにちは。

最近、転職活動やリモート飲み会なんかでビデオ通話をする際にスマホに頼りっきりだったのですが、流石に不便に感じる場面が多かったのでパソコン用にwebカメラを購入しました。

 

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しかし、ワンルーム住みの私にはどうにも常にカメラのレンズがこちらを見ているようで落ち着きません。

 

実際にPCに外部から不正アクセスをしてカメラから覗き見するなんて事件もあったりします。

 

そこで今回はWebカメラを使わないときに覆っておくためのカバーを3Dプリンタで印刷しました。

早速モデリングして出力します。

今回もPLAフィラメントを使用します。

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サポート剤を剥がしてみるとこんな感じ。

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カメラレンズの縁にはまるように内側に溝を切っています。

 

実際につけてみるとこんな感じ

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いい感じにハマりました。

しかし、webカメラの色が黒なのに対してカバーが白だと目立ちすぎるので、余っていた黒の缶スプレーで塗装します。

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得意のベランダ塗装です。

重ね塗りして乾燥させてつけると、こんな感じになりました。

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目立たないカバーとなっていい感じです。

3Dプリンタでこんな小物は本当に簡単に作れてしまいますね。

また、思いついたらどんどん印刷していこと思います。

 

 

 

3Dプリンタでベッドのスマホ置きを作ってちょっと便利に:ANYCUBIC MEGA-S

今日は、ベッドのスマホ置きを3Dプリンタで作ってみました。

 

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私のベッドにはもの置きスペースが全くなく、手を伸ばして届くところに机があるわけでもありません。

寝る直前までスマホをいじってはそのまま枕元に置いて朝になって目覚ましアラームが鳴ったかと思うと、「ん?スマホはどこだ?」と寝ぼけながらなに枕の下やベットの下に落ちていないかなど探すのが日課となっていました。

 

そこでベッドの枕側にあるベッドのフレームにスマホを置けるように3Dプリンタで作ることとしました。

 

早速ベッドの掛けたいフレーム部分の幅を測ってちょっと広めに掛かる部分を作ります。

 

あとはスマホの大きさを考慮してモデルを作りました。

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スマホを入れる部分の底面は、サポート材でスマホを入れる部分が埋まってしまわないようにあえて45°の角度を設けています。

 

あとは3Dプリンタで印刷していきます。

 

印刷始めの様子

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あとは印刷したものを実際に使ったのが最初のものとなります。

 

3Dプリンタでドアの鍵掛けを作成:ANYCUBIC MEGA-S

今回は、3Dプリンタでドアの鍵掛けを作りました。

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玄関置いていたい鍵、シャチハタ、宅配ボックスのカードを今までは玄関から手を伸ばしたところにある台所の調味料置き場のところに置いていました。

 

しかし、台所ということもあってちょっと油が飛んできたり、汚れたりということが多く、見栄えも悪かったです。

 

なので今回は、鍵、シャチハタ、宅配ボックスのカードを一まとめに玄関のドアにまとめられようなモノを3Dプリンタせ作成していきます。

 

まずはCADでモデリングしてみます。

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なかなか3Dプリンタで作るづらいものとなってしまいました。

積層方向を考えると鍵掛けフックの部分がどうしてもサポート部を出力しても不安定になるし、強度的にも簡単に折れてしまいそうです。

 

またシャチハタとカード入れの部分は作れるとは思うのですが、サポート材の除去が大変そうです。

 

まぁとりあえずラピッドプロトタイプなので出力してみます。

 

プリント中の様子です。

サイズが大きいのでワーク(印刷できる範囲)に収めるために斜めに配置しています。

大きな四角い穴は磁石を入れる部分になります。

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そしてプリント終了です。

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案の定、鍵掛けフックの部分は失敗してしました。

 

心配だったシャチハタ、カード入れ部のサポート材はピッキングツールを駆使してなんとか取り除くことができました。

 

 

 

とりあえず鍵掛けフックの部分は失敗したのでそこに別で印刷したフックを接着剤でつけることとします。

 

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盛り上がり部分をペンでマークして削って平らにしていきます。

今回はリューターで削りましたが、削ると溶けるが同時に起こるので結構難しいです。

 

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次に背面の穴溝に磁石を固定していきます。

 

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接着剤で固定します。

 

 

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磁石部分は完成です。

 

次に失敗したフックを単体でモデリングして出力します。

 

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あとは位置を合わせて接着剤で固定します。

 

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一晩かけて硬化させたら完成です。

実際にドアにつけるとこんな感じ

 

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今回も3Dプリンタで日用品を作ってちょっと便利になりました。

  

 

作業用に万力をオフ車スタンドに固定

今日は万力を固定しました。

 

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なにかと作業する際の固定に重宝する万力ですが、僕が持っているのはホームセンターで買ってきた小さいやつです。

 

万力自体は便利なのですが、作業の際に万力を抑えながら作業しないと万力自体が動いてしまうことがありとても不便でした。

 

しかし、固定できるような便利な作業台を持っているわけではないので何かいいものがないかと思っていたら、ありました。

 

ベランダに今は使っていないオフロードバイク用のメンテナンススタンドが笑

 

固定に当たっては、最近購入したナッターを使ってボルト固定することとしました。

 

まずはポンチで穴を開ける位置を決めます。

真ん中の部分に二箇所穴を開けます。

 

今回はM4のリベットナットを使用するので下穴径は6.1mmとなります。

 

 

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そして最近購入したリベッター兼ナッターでナッターをかしめます。

 

 

今回はM4のアルミのリベットナットを使用したのですが、柔らかいので強くカシメすぎてネジが切れてしまいました笑

 

ドリルで取り外して今度はカシメて固定される程度の力加減でカシメるといい感じでつきました。

 

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あとは万力をボルトで固定すれば完了。

 

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綺麗に取付けられました。

だいぶ作業性が上がりそうです。

 

 

 

かわいい猫型スマホスタンド製作【3Dプリンタ】【ANYCUBIC MEGA-S】

今回はデスクで使えるかわいい猫型スマホスタンドを作成しました。

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今回の形状は猫ということでCADで作るのはちょっとめんどくさいということで、2D図面としてInkscapeを使用しました。

 

Inkscapeとはフリーのデザインソフトでアイコンやイラスト等くっきりしたデザインを作るのに優れています。

 

今回は猫型のスマホスタンドということでベースになる猫の写真をネットで探してシルエットをレイヤー機能を使いながら抽出していきます。

基本的にはいい感じに写真をなぞっていくイメージです。

 

なんだかんだでベースになるイラストを作成したらいい感じでスマホが置けるかをInkscape上で確認していきます。

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角度等は大丈夫そうですね。

あとの細かいサイズ感等はCADの方で調整します。

 

まずはこの2DのシルエットをCADで読み込めるように出力します。

 

今回はDXFのファイル形式で出力しました。

あとはCADで細かいサイズを修正しながら作っていきます。基本的には奥行き方向に伸ばすだけですが笑

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以前に作成したiPhoneSEのモデルを使って使用感をチェックします。

 

大丈夫そうなのであとは3Dプリンタで印刷するだけです。

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これにてかわいいスマホスタンドの完成です!

(充電ケーブル挿しっぱなしで使えるようにした方が良かったかな?まぁ、次回笑)

 

今回使用したフィラメントは以下の物です。

PRILINE 3Dプリンター用 PLAフィラメント【1kg 1.75mm】直径精度+/- 0.03mm、ホワイト

 

3Dプリンタでスマホケース作ってみた【ANYCUBIC MEGA-S】

今回は3DプリンタでゼロからiPhoneSE2のケースを作ってみました。

 

まずはiPhoneSE2の3Dモデルを作成しなければいけません。

自分で作るのは流石にめんどくさいなぁと思い、発売したばっかだしデータがきっとネット上に落ちているはず!

 

そう思って探してみましたが、無料のモデルは全く見つかりませんでした、、、

 

そこで手持ちのノギスという細く測れる定規のようなものでひたすら測定してはモデルでおこしました。

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外形が完成しました。

そこに、ボタンやスピーカーの穴をつけていきます。

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これで外形が完成したので、これに合わせてカバーをデザインしていきます。

 

あまりにも隙間がないとハマらなかったり、はめるのに割れてしまったりするので、少し大きめに作ります。

 

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青い部分がケースになります。

 

ここまできたらあとは印刷するだけ

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サポート材を取り除いていざ装着!

 

 

「パキッ!」充電ポート側をキツくしてしまったせいで割れてしまいました。

微修正して再出力。

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なんとかいい感じにハマりました。

1mm程度長手方向に隙間がありますが、これ以上キツくすると割れてしまいそうです。

 

今回使用した材料のフィラメントはPLAといって柔らかさに少し劣るので、ABSやナイロン(温度的に使えるか分かりませんが)等を上手く使えばいい感じにケースを作れるかもしれません。

 

作ってみた感想としては、スマホケースは買った方が良い!です笑

 

追記:スプレー缶塗装して干してたら変形していました。

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塗料との相性が悪かったのでしょうか?

機会があったら調べてみようと思います。

 

今回使用したフィラメントはこちらです。

 

3Dプリンタでちょっと便利に!キーボード置きと石鹸置き作り【ANYCUBIC MEGA-S】

こんにちは。

今回は、以前のキッチンペーパーホルダーに続いてキーボード置きと石鹸置きを作りました。

前回のキッチンペーパーホルダ作成はこちら。

3Dプリンタでキッチンをちょっと便利に【ANYCUBIC MEGA-S】 - あきらぼ

 

 

 

 

キーボード置き

まず、どうしてキーボード置きを作ろうと思ったかについてですが、

テレワークが僕の勤務している会社でも進んだおかげで、狭いワンルーム住みの僕は長年愛用していたコタツを廃棄してテレワーク用にデスクを設置。

そこで食事もパソコンもゲームもするようになったおかげでキーボードが邪魔になることが多くなってしまいました。

 

そこでキーボードを立てておけるスタンドを3Dプリンタで作ろう!と思った次第です。

スタンドはずれないように机と壁に挟めるように設計しました。

机の厚さにぴったり合わせて作れるには3Dプリンタならではです。

 

ちゃちゃっとCADというソフトで作りたいものを3Dモデリングします。

 

あとは3Dプリンタ用のデータに出力して設定していざ印刷です。

今回のフィラメントはこちらを使用しました。

PRILINE 3Dプリンター用 PLAフィラメント【1kg 1.75mm】直径精度+/- 0.03mm、ホワイト

 

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なぜ縦方向で印刷しているかというこの3Dプリンタは樹脂を熱で溶かして積み重ねていくFDM方式というもので、積み重ねるがために積み重ねる一層下がないと重力のままに樹脂が溶け落ちるだけなので、このように縦方向にしないと印刷できません。

 

こんな小さなものでも見た目と強度を強くしようと積層の幅を小さくすると9時間近く印刷時間がかかります。

 

3Dプリンタはなんでも簡単に印刷できると思われがちだけど制約と時間が意外とかかります。

 

まぁ他で作るよりかは簡単で早いんですが笑

 

そんなわけで実際に使ってみるとこんな感じ

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いい感じです。

 

石鹸置き

次は石鹸置きの製作です。

コロナで手を洗う機会が増えたのは大して関係ないですが、固形石鹸を会社の先輩にもらったのですが、台所にそれを置くいい感じの場所がなかったので作っていきます。

 

同じ要領でモデリングして印刷します。

フィラメントは先ほどのキーボード置きと同じPLAフィラメントです。

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左側のパーツの下部が柱状になっているのはサポート材というのがそこに使われています。

キーボード制作で説明しましたが、こちらのFDM方式の3Dプリンタは空中の途中に印刷することはできません。

 

そこで印刷時にはそこに仮の柱を一緒に印刷して印刷後に剥がすことで上下方向に突然現れる面を実現します。

 

そして剥がしてできたものがこちら

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サポート材の柱があったせいで表面がちょっとざらざらしていますね。

ここまでして作りたかったのはシンクの縁に引っ掛けたかったからです。

 

実際に使うとこんな感じ

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中に水が溜まってもシンクに落ちるようにしたかったのです。

 

 

また何か思いついたら印刷していきたいと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございます。